秋はイベントが増えて、制作にも集中しやすい季節です。この記事では、楽器を試奏できる大型イベントから、曲を最後まで仕上げるための考え方、歌ってみたミックスのヒント、無料で使えるソフト音源のアップデートまで、音楽活動に役立つトピックを6つまとめました。
1. 「東京楽器博2026」が10/31・11/1に開催。いろんな楽器を一度に試奏
お客さんが参加して楽しむ楽器体験イベント「東京楽器博2026」が、2026年10月31日(土)10:00〜18:00と11月1日(日)10:00〜17:00に、東京・北の丸公園の科学技術館で開かれます。主催は東京楽器博実行委員会です。
今回は会場もあつかう楽器の種類も広がりました。ギター、ドラム、シンセサイザー、管弦楽器、電子ピアノなど、たくさんのブランドの新製品をその場で弾いたり叩いたりできます。ステージではアーティストのトーク&ライブ、セミナールームではワークショップがあり、出展ブースで買い物もできます。新しい企画の「楽器ガチャ」は、入場パスのQRコードをスマートフォンで読んで抽選する仕組みで、楽器本体や周辺機器、アクセサリーなど何かしらが必ず当たります。
入場料は前売2,500円/日(ネット販売のみ)、当日3,000円/日で、高校生以下は無料です。サイエンスホールの特別公演3本は別料金で、浅倉大介さんの「DA SYNTH WORKSHOP」はすでに完売しています。
- 出典:東京楽器博 公式サイト/サンレコ
2. TuneCore Japanがブランドキャンペーン「#狂ったままいけ」を開始
音楽配信代行サービスのTuneCore Japanが2026年10月8日、国内で利用アーティストへの累計還元額が1,000億円を超えたことを記念して、ブランドキャンペーン「#狂ったままいけ」を始めました。特別映像とあわせて、この1,000億円を生んできたアーティストたちの「1,000」のストーリーも公開されています。
生活とのやりくりをしながらも音楽を優先して活動を続ける人たちに向けたメッセージになっています。インディーで活動するアーティストのいろいろな歩みにふれられる読み物です。
3. 曲を最後まで仕上げるには? サンレコの新連載が「4つの仕組み」を紹介
音楽制作メディア「サンレコ」の新連載「挫折するDTMer、完成させるDTMer」で、2026年10月2日に第1話・後編が公開されました。明治大学の堀田秀吾教授が、やる気や意志に頼らない「行動の仕組み化」を解説しています。
紹介されているのは、MIDIキーボードをつなぎっぱなしにしてすぐ弾ける環境をつくること、進み具合を人に宣言するパブリック・コミットメント(記事では実行率が1.8倍になるとしています)、行き詰まったときに頭を休ませる使い方などです。「書き出しまでたどり着く」ための、すぐ試せる考え方がそろっています。なお、有料会員限定の記事です。
4. 宅録の歌をきれいに整える「基準線」。さぶろうさんの連載が歌ってみたミックスを解説
Ado、なとり、友成空などの曲を手がけるエンジニア/ミックス師のさぶろうさんによるサンレコの連載「さぶろうのつくりかた」。2026年10月に公開された第4話のテーマは「歌ってみた」のミックスです。
インスト音源は2ミックス(すでに完成した状態の音源)が基本で、宅録の歌には部屋の響きや環境ノイズが入りやすい。そんな歌ってみたならではの条件で、歌をきれいに整えるための「基準線」をどうつくるかを、実際に使っているプラグインと一緒に紹介しています。こちらも有料会員限定の記事です。
5. UVIのソフト音源「Falcon 2027」が公開。登録ユーザーは無料でアップデート
フランスのUVIが、いろいろな音の作り方を1台にまとめたソフト音源「Falcon」の新バージョン「Falcon 2027」を2026年10月に公開しました。
新しいオシレーター(音のもとをつくる部分)が4種(West Folder、FM Explorer、Spectral Stretch、Multisample)、ディレイやフィルター、コンプ、EQなどのエフェクトが10種増えました。オーディオの形をそのまま動きに使える新しいモジュレーター「Data Envelope」も加わり、新機能を使ったプリセットが100個入っています。画面のブラウザも見やすくなりました。
アップデートは登録ユーザーなら無料です。海外メディアによると、新しく買う人向けの期間限定の値引きも行われています。価格や期間はUVI公式で確認してください。
6. 本の街でジャズをめぐる「神保町 本とジャズ day & night」が11/7に開催
神保町本と音楽レゾナント協議会(東京文化資源会議内)が、2026年11月7日(土)11:00〜20:00に、東京・神田神保町の6会場で新しい音楽イベントを開きます。
昼の「Jazz day」では、神保町三井ビルディングの屋外ステージで、近くの学校の吹奏楽部や地域の企業・大学の軽音バンドが演奏します。夜の「Jazz night」では、書店やカフェ、ライブハウスなど5会場でプロのジャズライブがあり、会場は自由に行き来できます。入場は無料です(一部、有料のイベントがあります)。街の中のちいさな会場でどんなふうにライブをしているかを見られるので、自分の演奏の場を考えるヒントにもなりそうです。
仕上げた曲を、カラオケで「歌ってもらう」曲にしよう
楽器を選んで、曲を最後まで仕上げて、歌をミックスする。そうしてできた1曲には、配信で聴いてもらう以外の届け方もあります。それが、カラオケで歌ってもらうことです。
ライブのあとにファンが「カラオケであの曲を歌ってきました」と教えてくれたり、友だちとのカラオケで自分の曲を一緒に歌ったり。SNSで「JOYSOUNDに入っています」と告知できれば、曲を知ってもらうきっかけもひとつ増えます。
KaraGo by Frekulは、自作の曲を全国のカラオケJOYSOUNDに配信できるサービスです。完成させたあの曲を、カラオケの曲リストに並べてみませんか? まずはKaraGo by Frekulで配信の流れをチェックしてみてください。
