海外フェスへの挑戦、プロに曲を歌ってもらえるコンテスト、年末の投稿祭。さらに作曲家のインタビューと、制作ツールのアップデートもあります。音楽活動の次の一歩につながる6つのトピックを紹介します。
1. SXSW 2027の出演オーディション、締切は11月21日まで
音楽配信サービス「TuneCore Japan」が、アメリカ・オースティンで開かれる大型フェス『SXSW 2027』の出演オーディションを受け付けています。締切は当初の9月2日から**2026年11月21日 14:59(日本時間)**に延長されました。TuneCore Japan経由ならエントリーは無料です。
通過した人には12月18日までに連絡があります。SXSW 2027は2027年3月15日〜21日の開催予定です。海外のステージを目指す人にとって、応募しやすい入り口といえます。
出典:TuneCore Japan(SXSW 2027 Music Festival 出演オーディション)
2. 虹のコンキスタドールが歌う楽曲を募集する『虹コンテスト』
動画・音楽投稿サービス「ニコニコ」の楽曲収益化サービスが、10月29日に『虹コンテスト Powered by 楽曲収益化サービス』を始めました。採用された曲は、アイドルグループ「虹のコンキスタドール」が歌い、配信でリリースされます。
- 応募期間:2027年1月31日まで
- 対象:18歳以上、国内在住
- 注意点:AIを使って作った曲は審査の対象外
自作曲をプロのグループに歌ってもらえる機会です。作曲家としての実績づくりにもつながります。
出典:ニコニコインフォ
3. 『バラード投稿祭2026』は11月27日から
ニコニコ投稿後援祭として、GENMAIさん主催の『バラード投稿祭2026』が開かれます。投稿期間は**11月27日 19:00〜11月29日 23:59**です。合成音声の曲も生歌の曲も参加できます。賞は、5つの部門賞と特賞、インターネット賞が用意されています。
締切が決まっていると、制作の目標を立てやすくなります。年末に向けて1曲仕上げたい人におすすめです。
出典:ニコニコインフォ
4. 会社員を続けながら100曲目で初採用、作曲家・宇野水木さんのインタビュー
DTM情報サイト「DTMステーション」が11月2日に、作曲家・宇野水木さんのインタビューを掲載しました。宇野さんはHey! Say! JUMPや私立恵比寿中学などに曲を提供しています。インタビューでは、会社員を続けながらコンペ(楽曲募集)に曲を出し続け、100曲目で初めて採用されるまでの歩みが語られています。
仕事と音楽を両立している人にとって、「続けた先」を具体的に思い描ける内容です。
出典:DTMステーション
5. SteinbergがDAW『Cubase 16』を発売
Steinbergが、DAW(パソコンで曲を作る音楽制作ソフト)「Cubase」の最新版『Cubase 16』を11月4日(現地時間)に発売しました。主な新機能は次のとおりです。
- **インストゥルメントスタック**:複数の音源を1つにまとめて演奏できる(Pro/Artist)
- **Strum**:打ち込んだコードの発音タイミングをストロークのようにずらし、自然な響きにする
- **Stretch**:メロディやフレーズを、選んだ範囲ごと好きな長さに伸縮できる
- **設定画面の刷新**:検索できる画面に統合された
- **その他**:テンポ検出の作り直し、マスタリング用プリセット、新しいサンプルパック5種
Proでは、1チャンネルあたりのセンドが16系統に増えました。ステム分離(曲をボーカルや楽器ごとのパートに分ける機能)も6パートに対応しています。DTMステーションによると、Steinberg Online Shopでの新規購入価格(税込)はPro 77,000円、Artist 39,600円、Elements 14,300円です。
出典:Steinberg公式(Cubase 16 新機能)/DTMステーション
6. PolyendがTrackerのファームウェアを公開、無料の『Community Edition 1.0』も
Polyendが11月初めに、初代Tracker、Tracker+、Tracker Miniのファームウェアのソースコードを公開しました。この3機種は、トラッカー型のサンプリング・ワークステーション(音を縦に並べて打ち込むスタイルの単体制作機)です。あわせて、無料のアップデート『Tracker Community Edition 1.0』も配布されています。
新しくなった主な点は次のとおりです。
- SDカードから長いサンプルを読み込みながら再生できる(初代Trackerでも使える)
- Tracker+とTracker Miniで、新しいシンセを2種類使える
- 改造したファームウェアで本体が動かなくなるのを防ぐ、復旧のしくみが入っている
ユーザーが自分好みに機能を足していける形になったので、手持ちの機材をこれから先も育てていけます。
出典:Polyend公式(Tracker. The biggest update yet.)
書いた曲を「みんなで歌える曲」にする
オーディションや投稿祭は、曲を「聴いてもらう」ための場です。それとは別に、自分の曲を「歌ってもらう」という届け方もあります。
たとえば、投稿祭に出したバラードを聴いたリスナーが、カラオケで曲名を検索して歌ってくれる。ライブの打ち上げで、メンバーやファンと自分の曲を一緒に歌う。そんな場面は、曲がカラオケに入っていれば実際に起こりえます。
KaraGo by Frekul は、自作の曲を全国のカラオケJOYSOUNDに配信できるサービスです。いま手元にある曲を、次はカラオケで歌える1曲にしてみませんか? KaraGo by Frekulで、配信の流れを確かめてみてください。
